ニキビから出る液体の正体

ニキビを潰してしまうとほぼ間違いなく液体のようなものが放出されます。
にゅるーとゆっくり出てくる場合もあれば、ビュッと血液と混じった状態で
飛び出してくる場合もあります。
それぞれ白っぽい色をしていたり透明だったりします。
白い場合は毛穴に詰まった皮脂と角質が混ざり合ったもので、
壊れた白血球や細胞の死骸も含まれていて、いわゆる膿です。

透明の場合は血管から毛穴に染みだした血漿です。
化膿が進む前の段階でニキビを潰した場合に見られます。
よく怪我をしたときに出てくる透明の液体と同じです。

このニキビから出る液体についてよく聞かれるもう一つのことは、
白くても透明でもニキビから出てきた液体が皮膚の他の場所に
付着した場合にニキビが移ってしまうのでは?という不安です。
しかし、この液体によるニキビの増殖はまずありません。
ニキビを潰してしまった場合は液体も含めて綺麗にふき取って
消毒すれば問題ないでしょう。
仮に放出された液体の中にニキビの原因となるアクネ菌が含まれていても、
酸素を多く含む外気に触れることで非活性となるので
ニキビが増殖することがありません。

偶然潰れたニキビは仕方がありませんが、できればニキビは
潰さないで治療するほうが良いでしょう。
下手に潰してしまうと痘痕となって痕が残ってしまいますし、
同じところに何度もニキビができる原因を作ることになります。
白ニキビのように早い段階で潰したほうが良い場合もありますが、
自分でニキビを積極的に潰すのは避けたほうが良いです。