ニキビ治療に用いられるビタミンA製剤とは?

ニキビの治療で最も使われるのがビタミンA製剤です。
このビタミンA製剤とは具体的にいうと、ビタミンA誘導体であるレチノイド製剤のことです。
レチノイド製剤は毛穴で作られる角栓の生成を抑える働きがあり、
ニキビの予防と改善に役立ちます。
ただし、ビタミンAと同じ働きがありますので、妊娠している方には使えません。
胎児に悪影響を与えるためです。
また、皮膚に塗ることでビタミンAが摂取されることになるため、
使用を継続すればするほどビタミンAの過剰摂取になりやすく副作用も出てきます。

知られている副作用としては皮膚が赤くなったり、皮膚が剥がれたり、カサついたりします。
赤くなった部分は盛り上がるように分厚くなることもあります。
このような症状が出た場合は、2,3日使用を中止し回復後に使うという対処を行います。
レチノイド製剤はあくまでも対処療法になりますので、根本的な治療ではありません。
そのため、使用を中止するとニキビが再発することがあります。
ですから、レチノイド製剤と並行して抗菌剤などの使用が望ましいです。
強い副作用が出た場合は、自己判断せずに医者に相談しましょう。
改善したからといって、自分で使用を中止したりすると悪化することもあります。